絶対学力―「9歳の壁」をどう突破していくか?

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890361755
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

内容説明

「9歳の壁」を乗り越えられないと高学年で学力不振に!塾の講師に指導方法を教える立場にあったカリスマ講師が提案する「考える力」の育て方。

目次

第1章 「考える力」を育てる(「満点落ちこぼれ現象」―飛躍できない子供たち;やってはいけない家庭学習ワースト10 ほか)
第2章 子育てと家庭学習のヒント(子育てのスーパーキーワードは「情緒の安定」;母親の最大の責任は言葉を習得させること ほか)
第3章 学校と家庭の新しい関係(教科書の構造と知能の発達;学校の役割・家庭の役割 ほか)
第4章 受験対策(受験には作戦が必要;塾の仕組み ほか)
第5章 基本の基本(教育とは人生を楽しむことができる力を育てること;学習の大原則 ほか)

著者等紹介

糸山泰造[イトヤマタイゾウ]
1959年、佐賀県生まれ。明治大学商学部卒業。1985年、遊びを通して子供たちの健全な成長をサポートする目的で小学生中心の「どんぐり倶楽部」という遊びサークルの運営を始める。最初の5年間はキャンプなどの活動が中心だったが、本職が塾の講師たちに指導方法を教える先生だったこともあり、子供たちが成長するに従って高まってきた学習サポートの要請に応えようとOne Zemiという勉強会を作り、保護者主宰の教室を開催。現在は教育アドバイザーとして言葉の大切さを中心にした「子育てと家庭学習」に関する講演会や「考える力」を身につけるための学習指導を実践中。ホームページにてオリジナルの算数文章問題や教育講演会の記録を公開中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひじり☆

8
全てを共感できるわけではなかった。考える力は確かに重要で習慣化するのも良いと思ったが、計算や音読の繰り返しに否定的なのは納得いかなかった。脳の働きを活性化させる科学的根拠も出ている。個人差が大きい現場では、理解力の低い子には単純計算を身に付けるだけで自信が持て、そのための反復練習は必要だと思う。決められたカリキュラムで自動的に学年が上がる日本の教育制度の中で思考のみ重点化し技術、知識の詰め込みを行わないのは冒険だと思う。2016/12/14

まど

8
質問する力をつけるっていうのが目からウロコ。2014/08/08

nutts

5
著者の主張の正しさは、子ども達の反応を見ると確かに分かる。むしろ、私達が当たり前だと誤解している“学ぶ側が学んでいくしくみ”を踏まえて、点検した方が良い。そう思って、取り組んでみると、これまた色んな壁と葛藤にぶつかって、読み直してまた悩むんだけど、試す価値はあると思います。2010/01/25

Tai

4
今まで最強と思っていた百ます計算ですが、これを読んで見方がかわりました。何が正しいのかはわかりませんが、とりあえず読んで大正解です。2012/02/11

りえりん

3
文科省の指導要領でも、漢字は該当学年は読みだけでよく、書きは1つ上の学年で書ければいい、とされてるって知らんかった。。「先生に分からないことを質問できる力」を小学校低学年のうちに付けてあげなければいけない。うーん、うちはこれがあまりないかも。。「親の役目は教えることではなく、質問の方法を一緒に考えることなのです」2015/05/05

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