内容説明
誠実に、忍耐強く生きていますか。感じる心をもっていますか。大事なものは何ですか。日本人として生まれて幸せですか。戦後~昭和50年代までの道徳の教科書・副読本の中から、心にしみる作品をよりすぐった待望の「教科書シリーズ」第三弾。
目次
1 誠実に、忍耐強く生きていますか(心の糧―『私たちはどう生きるか』から(武者小路実篤)
甚左どんの草とり(徳永直) ほか)
2 感じる心をもっていますか(洗心雑話(北原白秋)
樹の根―『偶像再興』から(和辻哲郎) ほか)
3 大事なものは何ですか(法と道徳(鵜飼信成)
些細な事柄(福田恒存) ほか)
4 日本人として生まれて幸せですか(自然を育てる―『石の言葉』から(大仏次郎)
見えざるものへの努力―『心(いかに生きたらいいか)』から(高田好胤) ほか)
5 文学から学んだ道徳(小さい針の音(小川未明)
納豆合戦(菊池寛) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
8
年寄りの繰り言かも言われるかもしれませんが、昔の授業には道徳とかホームルームとかいう時間がありました。今もあるのかは不明ですが、このような授業によっていじめなどが少なかったのではないかと思っています。この中にはいくらか読んだこともある文章もありますが、今読みなおしても何かしら売るところはあると感じます。まあ、古臭いのですがね。2014/01/06
まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】
1
小学校高学年の読み聞かせの時間に読みました。「納豆合戦」。短めの文章ばかりだったのでちょうどいいかなと。最近のちゃらけた道徳の教材よりも骨太な感じだったし。でも読む前の前フリのひとり語りの方が面白かったと言われてしまいました。今度から読み聞かせじゃなくて独演会にしようかな(笑)2012/10/13
masaaki
1
中学1-3年の教科書にのっているような道徳のはなしです。偉人伝みたいなのが多いです2008/08/02