内容説明
食に一家言を持ち続けた“食いしん坊”52人の軌跡。
目次
第1章 街角グルメの元祖たち(永井荷風―美味は美形とともに;奥野信太郎―ひっそりと隠れてある食い物屋を好んだ;斎藤茂吉―歌聖にして鰻聖 ほか)
第2章 厨房で見つけた我が食の道(向田邦子―絶妙の勘と好奇心一味違う“おいしいもの好き”;村井弦斎―食を通じてのユニークな啓蒙思想;本山荻舟―家庭惣菜は大根・豆腐・刺身に限る ほか)
第3章 食のさすらい人(吉田健一―黄金時代のあとさき;谷崎潤一郎―女性を通じて完成した、上方好み;佐藤垢石―井伏鱒二の鮎釣りの師匠 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかりん
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読みにくいなぁと思って読み始めましたが、するっと読み終えました。内田百閒、井伏鱒二、秋山徳蔵、宇野千代、八代目 坂東三津五郎、戸井田道三、林芙美子、山田風太郎、気になりました。2013/07/20
m
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「永井荷風、向田邦子、吉田健一、開高健、立原正秋、谷崎潤一郎、岡本かの子ら、食に一食言を持ち続けた、食いしん坊52人」についてのアンソロジー。執筆者はさまざま。短い文章なので、すぐに読めてしまう。スマホ片手に食べログで店名を検索しながら読み進めた。作ってみたい料理、行ってみたい店がたくさん。2025/08/24
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- 和書
- 王朝和歌を学ぶ人のために