内容説明
国際分業を推進し、産業のフロンティアを拡大していく。そして、国際協調型の産業構造を構築していく。これが、21世紀に向け、日本の選択すべき道なのである。時代が激しく変化しており、明日の日本はどうなるか、世界はどうなるのかといったことが非常に見極めにくい時代だけに、これらの道は決して平坦ではない。しかし、困難だからといって手をこまねいてはいられないのである。日本人の総力、英知を結集して克服していかなければならない問題なのである。
目次
第1章 通産省はいかに時代を先取りしてきたか
第2章 通産省は日本経済をいかにリードしてきたか
第3章21世紀の日本を考える