内容説明
旧家の令嬢ケートは、お酌女に間違えられたことを利用して、お目当ての男性から愛の告白を引き出す。わんぱく小憎トニーのおかげで一族はテンヤワンヤ―この結末はいかに。ゴールドスミスの代表作を新訳。イギリス、18世紀の旧家を舞台にした傑作喜劇。
感想・レビュー
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takeakisky
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翻訳。ダニエル・デロンダを訳している方。そのときには、特に違和感なく読んだ、というよりその日本語について特段の印象がないのだけれど。これは…ちとひどい。話し言葉は、その使い方で人物を思い浮かべるわけだけれど、階級、年齢、ごっちゃごちゃのブロークンな日本語で、読み手にかなりの努力を強いる。先行訳に引きずられたんだろうか。翻訳を翻訳しながら読み進める。で、芝居は徐々に盛り上がって、四幕から、畳みかけられる嵐のような展開。観ていたら、必死に着いていきながら大笑いすることだろう。善良で幸せな喜劇。よくできている。2025/05/14
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