内容説明
韓国の碩学が徹底解明する国際学術書。成長する東アジア地域のなかで経済的困窮が伝えられる北朝鮮。韓国のとった「太陽政策」は北朝鮮の核兵器・ミサイル開発を助長してしまったのではないか。朝鮮半島の統一に向け、韓国の碩学が大胆かつ緻密なシナリオを提言する。
目次
第1章 イデオロギーで分断された国家
第2章 朝鮮半島をめぐる新たな世界情勢
第3章 北朝鮮の内部崩壊
第4章 朝鮮半島における南北再統一の経済学
第5章 国際政治と統一韓国への模索
第6章 南北統一に向けた優先課題
第7章 不確実性が渦巻く朝鮮半島
付録 南北経済協力における相互主義の必要性
著者等紹介
黄義〓[ファンウィガク]
1940年3月生まれ。経済学博士。高麗大学名誉教授。高麗大学校経済大学卒業、同大学院修士課程修了。1976年、オレゴン大学(米国)で博士学位(経済学)を取得。韓国の西江大学校、嶺南大学校、高麗大学校などで教鞭を執る。また、ミュンスター大学(ドイツ)、ブルッキング研究所、シカゴ大学、オークランド大学(ニュージーランド)、プレトリア大学(南アフリカ)、及び中国の山東大学、南京理工大学、中国砿業大学、復旦大学で教育・研究活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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