内容説明
高齢者が集まって趣味やおしゃべりを楽しむのは大切なことだ。しかし、行政が高齢者サロンをやる場合、それでよいのか―。「隠居」による老衰や自力活動の低下を防ぎ、健康で豊かな老後を送るには、外部支援が不可欠。現状の問題点をふまえ、行政がすべきことを具体的実践例とともに考える。
目次
第1章 西門司校区のサロン事業
第2章 高齢者サロンとは何か―現状の基本目標は交流による孤立の防止と仲間づくり
第3章 地元―北九州市の現状
第4章 高齢者支援の意義と効果
第5章 続々と各地からの取材報告が届いた
第6章 各地のサロン状況
第7章 サロン活動に教育的発想はあるか
第8章 教育プログラムを重視する活動事例
第9章 高齢者サロンの意義と目的 老衰の抑制と自立支援の原理と方法
第10章 前期高齢期を走り続けた友人たち