内容説明
通信用電力とは、伝送、無線、交換、データ通信、移動体通信等の通信設備に対して瞬断なく、かつ安定に動作させるために電力を供給する設備です。また、通信用電力は一般に電力会社からの商用電力を受電した後、整流、安定化、ろ波して通信設備に必要な信頼性を付加し、かつ負荷側に必要な電圧に変換して供給するものです。本書は、この電気通信主任技術者試験の専門科目の「通信電力」に着目し、受験のためのテキストとして編集しました。
目次
第1章 通信電力の基礎
第2章 半導体とインバータ
第3章 電池
第4章 スイッチングレギュレータ
第5章 ディーゼル機関発電装置
第6章 受電装置
第7章 トラブル事例と対策