内容説明
初めて人事労務担当者になったら読む本。専門用語を使わず、分かりやすく労働法実務を解説。専門用語が必要な箇所には、その説明をつけて、法律知識がゼロでも読めるように工夫した。コラム欄等、現実に即した有益な内容が満載!
目次
採用に関する諸問題
就業規則と労働契約
賃金
労働時間
休憩・休日・休暇
人事
懲戒処分
雇用契約の終了
労災・安全衛生
メンタルヘルス
労働組合
人事関連の法律で知っておくべきもの
人事組織マネジメントの基礎
社会保険・労働保険の基礎知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただの人間
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ざっと一読。かなり平易な言葉遣いで社保、人事などフリンジ部分を含む労働法実務の全体像を解説する。実務の基本的な動きを知るためには適した一冊という印象2019/07/05
なかなか
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初めて労働法実務に携わる人なら読んで損はないと思う。 学者先生が書いた研究本には○○説や××説の対立についての説明に多く紙幅が割かれている等学問上の争点にまで言及がなされる。そのためか、初学者はどの考え方を信じればよいのかわからず迷路に迷い込むことにもなりかねない。 その点、本書は主に判例や通説的観点に立った実務上必要とされる知識を効率よく入手できるため、学問上の対立に惑わされることなく労働関係実務に携われる実力を身に付けることができる。2018/01/24