内容説明
1995年の初春頃からすでに看護雑誌、全国各地で開催されている看護職関係の講演会などでフォーカスチャーティング(Focus charting)がしきりに取り上げられている。そしてそれらを読み、また講演会、講習会に参加しこれらを聞き、今ではフォーカスチャーティングについて知っている方々も大勢いるものと思う。本書は、短い、限られたスペースの中にフォーカスチャーティングのあらましを盛り込んだものである。
目次
第1部 フォーカスチャーティングについての基礎知識(フォーカスチャーティングの誕生の経緯;看護記録において重要なポイントと明らかになった記録の基準 ほか)
第2部 フォーカスチャーティング記載事例(フォーカスチャーティングによる記録の基本例と具体例;フォーカスチャーティングによる各種の記録の書き方 ほか)
第3部 フォーカスチャーティング記載事例と演習(事例に基づく演習問題;演習問題の解答と解説)
第4部 フォーカスチャーティングを導入する際の約束事(看護記録の白紙状態;フォーカスチャーティングを院内、病棟に導入する際の約束事 ほか)