内容説明
むかしむかし、日照りで食べ物がなくなってしまった土地に、たわわに実のなる大きな木がありました。おなかがぺこぺこの動物たちは、かしこいカメに、どうやったら実が食べられるか、聞きにいくことにしました。小さなノウサギが名のりでると、「大きい動物にまかせなさい」とみんなに言われ、ゾウとスイギュウが出かけるのですが…。タンザニアで語りつがれてきたゆかいなむかしばなし。
著者等紹介
キラカ,ジョン[キラカ,ジョン] [Kilaka,John]
1966年タンザニアの南西部スンバワンガに生まれる。1987年タンザニアの大都市ダルエスサラームに移り、1990年にはヴィレッジ・ミュージアムでティンガティンガ派の画家ピーター・マーティン・チャウガンガから絵を学び、独自の画風を確立。その後タンザニアの村々をまわって昔話を集め、タンザニア、ドイツ、スイスなどでストーリーテリングを行い、3冊の絵本を出版。初の絵本は『チンパンジーとさかなどろぼう』(岩波書店)、『いちばんのなかよし』(アートン)は2005年ボローニャ国際児童図書展ニューホライズン部門ラガッツィ賞受賞
さくまゆみこ[サクマユミコ]
編集者、青山学院女子短期大学子ども学科教授などを経て、現在はフリーの翻訳家。日本国際児童図書評議会(JBBY)会長。アフリカ子どもの本プロジェクトの代表として、アフリカの子どもに本を届ける活動や、アフリカの文化や子どものことを日本の子どもに伝える活動もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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