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内容説明
旅先のチェコで、ルミッキの目の前に腹違いの姉だという女性が現れた。彼女の名はゼレンカ。母親の死後、新しい“家族”に引き取られて暮らしているという。ルミッキがゼレンカの家に招待された翌日、彼女の“家族”の一人が事故で亡くなった。疑念を抱いたルミッキは、事故死した男と会っていたジャーナリストの青年を探し出して接触する。その夜、何者かに自らが監視され、身の危険が迫っていることに気づくのだった。ますますスリリングな「ルミッキ」シリーズ第二弾!
著者等紹介
シムッカ,サラ[シムッカ,サラ] [Simukka,Salla]
1981年生まれ。作家、翻訳家。“J¨aljell¨a”と続編“Toisaalla”(未邦訳)で2013年トペリウス賞を受賞し、注目を集める。おもにヤングアダルト向けの作品を執筆し、スウェーデン語で書かれた小説や児童書、戯曲を精力的にフィンランド語に翻訳している。また、書評の執筆や文芸誌の編集にも携わるなど、多彩な経歴を持つ。フィンランドのタンペレ市に在住
古市真由美[フルイチマユミ]
フィンランド語翻訳者。茨城大学人文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
88
思春期の少女の多感さとか空想とか、そういうのがシリーズ2巻目ではおなかいっぱいになってきた。今回の舞台はフィンランドからプラハに。3巻目はパスかな。2020/11/29
mocha
86
今回は夏のプラハが舞台。薬物事件の次はカルト教団か。突拍子もない巻き込まれ方で、またしても走る走る!ルミッキのクールさが前作よりトーンダウンしてるのがやや残念。元彼の秘密にはびっくりしたけど“姉”の告白にも「それはないでしょー!」と思った。家族の謎は完結編に持ち越し。「日本製のアニメとは違うムーミン屋敷」ってどんなのだろう?2017/05/29
星落秋風五丈原
28
日本のオウム真理教の事が話題に出てきたので、このようなYA小説に取り上げられるくらいには海外では反響があったのだなと感じた。突如現れた姉と名乗る人物、怪しいのは確かだけれどそれによってルミッキのパンドラの箱が空いてしまう。うーん、いい引きですね。2016/11/29
ほちょこ
11
あれれ?1作目の謎の白熊は何処へ??今か今かと待ち受けてたのになぁ。リスベットリスペクトのルミッキ(と勝手に思ってる)、2巻目はだんだん普通の女の子になってきたぞ。2016/09/23
空飛び猫
7
ひも解かれる過去。 人の弱さと、そこを食い物にするビジネス。2015/12/27
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