内容説明
史上最年少17歳、マララ・ユスフザイさんノーベル平和賞受賞!パキスタンに暮らしていたマララは、学校に通いたいとのぞんだために、武装集団タリバンに銃撃されました。そのときからマララは世界中の人々に注目されるようになりました。マララの勇気は、世界中の女の子たちの権利を守る声になったのです。勇気をもらった世界中の女の子たちからマララへのメッセージ。
著者等紹介
マカーニー,ローズマリー[マカーニー,ローズマリー] [McCarney,Rosemary]
国際NGOプランの一員であるプラン・カナダの代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a girl(私は女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとり。国連の「国際ガールズ・デー(10月11日)」制定のために活躍。100近くの国々において、弁護士としての技能を生かして活動している
西田佳子[ニシダヨシコ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
51
すばらしい写真と心に訴えかけてくる文章。写真は如実に真実と語り、直接感情を刺激する。世界には教育を受けたくても決してなくなることのない戦争や内戦、テロなど大人の戦いに巻き込まれる無垢な子供たちが巻き込まれて受けられない状態にある。児童労働で疲れ切った手に握られた鉛筆の「それでも勉強がしたい」と力強く握られている指先の写真には涙がこみあげ訴えかけるものを感じた。2015/10/22
chiaki
43
以前マララさんのことを話してから、長女はマララさんという人物や活動について知りたがるように。本書は、世界の女の子たちがマララさんにメッセージを送る形で、彼女の活動を伝える写真絵本。7月12日は彼女が国連ユース集会でスピーチをしたことを記念する『マララ・デー』。今年はテーマ展示をしたいと思う。長女は彼女のスピーチが、“親愛なる兄弟姉妹のみなさん”と呼び掛けてくれていること、“本とペンこそ、わたしたちのもっとも強力な武器”というフレーズに興味を持っていました。2021/06/01
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
女の子が学校へ通えるようになるには、地域によっては貧困や差別、暴力など、乗り越えなければならない障害がある。そこで声を上げて立ち上がったのがマララさん。世界中で6500万人もいるという教育を受けてない女の子が、少しでも教育を受けられる環境になるようにと願うばかり。2019/10/01
よんよん
38
ノーベル平和賞を受賞したマララさん。演説の声、内容を思い出して、目頭があつくなり胸が締め付けられる。本の中の子ども達は笑っているけどね。2015/09/10
ぱお
30
一冊の本、一本のペンの力を教えてくれたのは、マララ。声をあげる勇気を教えてくれたのは、マララ。尊敬します。2015/06/30
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