出版社内容情報
威信に満ちた壮大な宮殿、というイメージをうちくずす意外なヴェルサイユの歴史を精緻なイラストで綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さち
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このサイズ感…図書館にて棚の前でしゃがみこみ、下までチェックしないと出合えない大きさ…うれしい笑。あのような仕上がりになるまでが、とっても分かりやすく、それでいて詳細になぞられた書。イラストと呼ぶには綿密すぎる絵によって、ヴェルサイユ宮のめくるめく発展、あんなことができた時代が、無言で果てしなく研きあげられ讃えられている気がした。金と緑の密集地帯である実物が一転、モノクロームの世界で線と点の姿をあらわせば、ますます豪華絢爛な装いが、その余白から見えてくる。不思議だ。この本で「大人の塗り絵」を、したい(笑)2016/04/02
むっち
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あの宮殿にこんな歴史があったのか。王様も大変。2023/02/15