内容説明
所得、経済開発レベル、公共財、健康、福祉、政治体制、治安、平等性…。既成の指標だけではとらえきれない人びとの幸福を測定できるか。
目次
第1章 幸福の経済学
第2章 幸福と所得をめぐる議論―その実質、方法論、そしてイースターリンのパラドックス
第3章 世界の幸福の決定因子
第4章 幸福は重要なのか
第5章 諸国・諸文化の幸福と健康
第6章 経済成長、金融危機、不平等、その他
第7章 幸運と不幸への適応―友人、自由、犯罪、汚職は幸福にどのような影響を及ぼすか
第8章 世界の幸福―政策に向けた教訓と疑問
著者等紹介
グラハム,キャロル[グラハム,キャロル] [Graham,Carol]
米国ブルッキングズ研究所、グローバル経済・開発プログラム上級研究員。メリーランド大学カレッジパーク校公共政策学部教授。世界銀行、IMFなどでアドバイザーを務める
猪口孝[イノグチタカシ]
1944年生まれ。国際政治学者。東京大学名誉教授。現在は桜美林大学特別招聘教授。日本学術会議会員。法制審議会委員。日米教育委員会委員。東京大学卒業後、マサチューセッツ工科大学にて政治学博士号取得。東京大学東洋文化研究所教授、国際連合大学上級副学長、中央大学法学部教授、新潟県立大学学長兼理事長などを歴任。日本政治学術研究誌主宰編集長、アジア太平洋国際関係学術誌創立編集長、アジア比較政治学術誌創立編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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