出版社内容情報
モーツァルトが残した楽曲の自筆譜の数々や、妻に書いたユーモアと愛情に溢れた手紙などを盛り込み、作品と人物像に迫ります。
ジル・カンタグレル[ジルカンタグレル]
ジル・カンタグレル 著
1937年パリ生まれ。音楽学者、作家。ラジオ放送のプロデュースやヨーロッパの音楽史(DVD)の作成に従事、クラシック音楽フェアMusicoreの創立に携わる。クラシック、バロック音楽に関する著書多数。
博多かおる[ハカタカオル]
博多かおる 訳
1970年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程、およびパリ第7大学テクストと資料の科学科博士課程修了。ピアニストとしても活躍中。現在、東京外国語大学外国語学部准教授。訳書に『作家の家』『音楽家の家』『地球のかたちを哲学する』(すべて西村書店)、パスカル・キニャール『約束のない絆』(水声社)ほか。
内容説明
稀代の音楽家の素顔と創作の秘密に迫る貴重な1冊。カラー図版230点以上。妻や父に宛てたユーモラスで愛情深い手紙や友へ借金を乞う手紙、また『フィガロの結婚』や『交響曲第41番(ジュピター)』などの自筆楽譜から浮かび上がる天才の真の姿!
目次
第1章 わが息子の奇跡の才能
第2章 この奇跡を世界に示さなければ
第3章 ザルツブルクがぼくにとってどれだけ我慢ならないところかおわかりいただけたら
第4章 さようなら、ぼくの天使。さようなら、ぼくのハート
第5章 目の前にいつも神がいます
第6章 ウィーンの人々よりむしろプラハの人たちのために
第7章 正直なところ、このオペラを実に楽しみにしています
第8章 もっとも偉大な作曲家…
第9章 親愛なる友、立派な盟友よ
第10章 人間の最上の友
著者等紹介
カンタグレル,ジル[カンタグレル,ジル] [Cantagrel,Gilles]
1937年パリ生まれ。音楽学者、作家。ラジオ放送のプロデュースやヨーロッパ音楽史(DVD)の作成、クラシック音楽フェアの立ち上げのほか、ソルボンヌ大学で教鞭をとり、各国で講演を行うなど多方面で活躍
博多かおる[ハカタカオル]
1970年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程、およびパリ第7大学テクストと資料の科学科博士課程修了。博士(文学)。フランス、ローマンヴィル音楽院ピアノ科・室内楽科卒業、音楽研究国家資格(DEM)取得。ピアニストとして国内外の演奏会に出演している。現在、東京外国語大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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FK