内容説明
煙を出し続ける原子炉に立ち向かう人々の悲壮な笑顔、放射能汚染により廃棄される農作物の山など173点のチェルノブイリ現場写真、事故当初の世界各地における報道や公表データを収録。3・11の事故との比較を新たに追加した新装版。
目次
第1章 チェルノブイリ原子力発電所
第2章 キエフ
第3章 事故
第4章 犠牲者
第5章 避難
第6章 環境の放射能汚染除去
第7章 食物連鎖
第8章 原子炉の密閉埋没
第9章 事故後の調査
著者等紹介
モールド,リチャード・F.[モールド,リチャードF.] [Mould,Richard F.]
理学士(物理)、修士(核物理)、博士(がん統計)。WHO、IAEA報告書を含めて50冊以上の書籍、200報以上の審査付き論文原著者・編者。1961年よりロンドンの王立マースデン病院にてX線担当。続きチェルシー&ウェストミンスター病院の医学物理部部長に就任。英国王立放射線科専門医会名誉会員、ワルシャワがん学会名誉会員、ポーランドがん学会名誉会員
小林定喜[コバヤシサダヨシ]
1934年長野県生まれ。1958年東京大学農学部(水産化学)卒、東京大学新聞研究所研究生修了。以降、科学技術庁(現・文部科学省)放射線医学総合研究所(放医研)において放射線の障害、防護、健康・環境リスク評価にかかわる実験および理論研究に従事。1959~1961年、米国デューク大学大学院(生物物理学)留学、1973~1978年、オーストリア国ウィーンの国際原子力機関(IAEA)ライフサイエンス部における低線量放射線影響研究プログラム・環境浄化放射線利用プログラム担当専門官。2012年現在、放医研名誉研究員、日本リスク研究学会名誉会員、日本放射線影響学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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