アート・ライブラリー シャルダン

ノートン，ガブリエル【著】〈Ｎａｕｇｈｔｏｎ，Ｇａｂｒｉｅｌ〉/大野 芳材【訳】

西村書店（新潟）（2002/03発売）

• サイズ A4判／ページ数 126p／高さ 31cm
• 商品コード 9784890135752
• NDC分類 723.35
• Cコード C0071

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ステビア]

華美な時代に素朴な絵を描き続けたってのがいいね。画集欲しい。

2015/01/28

[lakkasei]

好きな絵は「赤えい」。エイのグロさ、子猫のかわいさ、他の食材の美味しそうな感じ、台所道具の乱雑さ、などが同居する雰囲気がとても良い。肖像画とかも描いていたようだけどやはり静物画が魅力的。狩りで仕留めた動物シリーズがありますが、静的な静物画に少し劇的なモチーフが入るのが刺激的で良いし、それは死んでるから、気の済むまで作者は観察力を発揮することができたのでしょう。

2014/11/19

[貴人]

静物画の王者シャルダンの画集。静物画はオランダのものに見られるようなわざと技を見せるような物がゴタゴタなわざとらしさは嫌いだった。しかしシャルダンの静物画や風俗画は、わざとらしさや嫌らしさが微塵もない。本当に日常の情景を絵画として描く主題にまでさりげなく高めていく愛情と、技の冴えは名人芸としかいいようがない。この高みに至っているのは、ベクトルは全く違うスルバランくらいしかないように思います、おススメです。

2014/10/12

[月]

人は皆「水の入ったコップとコーヒーポット」に刮目し、その明晰と透明感に打たれるべき。魅力溢れる静物画に対し、人物画はなべて人形のように退屈。

2014/08/04

[mononofu]

実際に見てみると、職人魂が感じられて楽しかった。

2012/12/13