内容説明
神経精神医学での評価、症候学、疾患、治療と大きく４つに分類し、頻度の高い疾患について詳述。精神疾患の病態記述は精神科医にとって、神経疾患に併発する精神症状の記述は神経内科・脳外科医にとって役立つ。最近までの文献をもとにした記述は、若手研究者や福祉関連教育者の情報源に。最新の成果を豊富な図表で解説、確かな病態の把握は診断・治療への応用を助ける。
目次
第１部 神経精神医学での評価（ベッドサイド神経精神医学：神経精神疾患の臨床症状の聴取；神経心理学的評価；神経精神医学における臨床画像；精神医学における機能的神経画像）
第２部 神経精神医学での症候学（せん妄；失語症；記憶および健忘）
第３部 神経精神医学での障害（外傷性脳損傷；てんかん（発作性疾患）
睡眠および睡眠障害
脳血管障害
脳腫瘍
アルコールおよびその他の薬物依存
アルツハイマー病およびその他の認知症
統合失調症
気分障害および感情障害
不安障害
児童・青年期の神経精神障害）
第４部 神経精神医学での治療（精神薬理学的治療法；認知リハビリテーションと行動療法）
著者等紹介
兼子直［カネコスナオ］
１９７２年弘前大学医学部卒業。１９７８年英国ブリストル大学薬理学教室客員研究員。１９８５年弘前大学医学部神経精神医学講座講師。１９８７年英国ケンブリッジ大学薬理学教室客員教授。１９８９年弘前大学医学部神経精神医学講座助教授。１９９５年弘前大学医学部神経精神医学講座教授
大谷浩一［オオタニコウイチ］
山形大学医学部医学科精神医学講座教授
近藤毅［コンドウツヨシ］
琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座教授
清水徹男［シミズテツオ］
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻病態制御医学系精神科学講座教授
守田嘉男［モリタヨシオ］
梅花女子大学看護学部看護学科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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