目次
第一章 悲劇への予感―イタイイタイ病住民運動前史(神奈川流域の変遷;三井神岡鉱山の成立 ほか)
第二章 住民運動への胎動(市民運動と住民運動;イタイイタイ病第一報 ほか)
第三章 戸籍をかけて(悲愴な決意;弁護団始動 ほか)
第四章 登りきったと思ったら、また山が見えてくる(全国の公害裁判支援に;立ち入り調査、そして土壌復元 ほか)
第五章 記憶の風化と闘う(「粘り牛」の晩年;遺志を受け継ぐ ほか)
著者等紹介
向井嘉之[ムカイヨシユキ]
1943(昭和18)年東京生まれ。富山市在住。同志社大学文学部英文科卒。ジャーナリスト。イタイイタイ病研究会幹事。元聖泉大学人間学部教授(メディア論)。主著『NPOが動く とやまが動く』(共著、桂書房、2012)日本NPO学会審査委員会特別賞 『くらら咲く頃に―童謡詩人 多胡羊歯 魂への旅』(単著、梧桐書院、2015)日本自費出版文化賞入選、日本図書館協会選定図書。『米騒動とジャーナリズム 大正の米騒動から百年』(共著、梧桐書院、2016)平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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