内容説明
「さえぎるものが何もない青空に/線をひく」「そんなふうに/情を理が引き裂いていく/理不尽」に抗いながら、日常の出来事の中に「美しさ 鮮やかさ」を見つけ出してきた詩情が胸を打つ著者会心の第2詩集。
目次
1 みつめる(みつめる;蝸牛;ボールボーイの君 ほか)
2 そだつ(ねこやなぎ;どうしようもなく;あじさい ほか)
3 いきる(終のすみか;はしもと君やろ?;私はマジシャン ほか)
著者等紹介
西田昌弘[ニシダマサヒロ]
1968年(昭和43年)、福井県若狭町生まれ。福井県立高校教員。福井県若狭地方で暮らし、地域の方や子どもたちからの活力を基に詩作を続ける。福井県詩人懇話会会員、詩誌『果実』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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