口訳 白山行程記―幕末の白山登山紀行

口訳 白山行程記―幕末の白山登山紀行

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  • サイズ B5判/ページ数 150p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784890106059
  • NDC分類 291.43
  • Cコード C0021

内容説明

安政期の福井藩御側役・御用人、天方彝之助による白山登山の記録。著者自らも福井、勝山、平泉寺、市の瀬、白峰、北谷へとその行程を旅する。170年の時を経て辿る霊峰に、幕末の白山の光景が、生き生きと甦る。

目次

1 口訳白山行程記(同伴者、準備の品;出発―福井志比口;二日目―平泉寺;登山待機・登山;登山準備の品と心得;登山道程1―柳谷一本橋~;登山道程2―剃刀窟~ ほか)
2 解説
3 白山行程記を辿る

著者等紹介

村井加代子[ムライカヨコ]
1944年白山市(旧松任町)生まれ。67年3月金沢大学法文学部国語国文科卒。金沢市立中学校教諭、石川県教育委員会勤務を経て、2003年4月より石川県立錦丘中・高等学校長。定年退職後、11年3月まで石川県立図書館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoneyama

11
著者は石川県立図書館長のとき、現代語訳されていない幕末の白山登拝紀行があるのを知り、古文書の活字化と現代語訳を試みる。こうした古文書はまだ無数にあるのだという。1846(弘化3)年、6月17〜29日(新暦)、福井城下からの行程。越前禅定道、平泉寺経由であるから今は失われた福井県ルートだ。図解が豊富で、読みたくなる資料なのもわかる。一生の思い出になる一点物の本を残したのだ。巻末には著者も行程の一部を辿って歩いた記録あり。これぞ古文書紀行の醍醐味ぞ。2012年刊。2022/10/20

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