内容説明
「私にやさしくしてくれる、お母さんに会いたい!」不登校、引きこもり、パニック、発達障害等の患者たちを悲嘆する母、支配する母、抱擁する夫、寄り添うペット…。心療内科医・小松信明の精神分析とカウンセリングが“無意識の自分”を自覚させ、家族に“許しあい”を授ける。
目次
第1話 “あったかいもの”をとり戻すために―ヒロトさんの症例から
第2話 ペットに話しかけてごらん―マキコさんの症例から
第3話 一緒に歩いていこう―ユキさんの症例から
第4話 母は家族の太陽であってほしい―ケイタさんの症例から
第5話 子供を信じて―不仲の夫婦の子供たちの症例から
第6話 お母さん、変わってください―エリコさんの症例から
第7話 必ずなおると信じて、あきらめない、あせらない―アズマさん親子の症例から
著者等紹介
小松信明[コマツノブアキ]
小松医院・院長。1936年山形県生まれ。1963年、東京慈恵会医科大学卒業、同大大学院入学。1965年、福島県立医科大学精神科入局、勤務。1970年、山形市に医療法人社団小松医院設立。精神保健指定医、日本臨床内科医会認定医
郷好文[ゴウヨシフミ]
人間と医のライター。1960年東京都生まれ。ヘルスケア分野などのビジネスに携わった後、2006年からwebサイトや月刊誌、医療人材誌等に執筆を始め、2012年より『ドクターズ・マガジン』(メディカル・プリンシプル社)誌で『ドクターの肖像』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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