内容説明
「水」を科学することは「土」「火」「風」「空」と同様、まさに地球・自然・生命・人間・医学・社会を科学することである。本書は1999年に発行された『機能水の科学と利用技術』(8章42論文)を底本として再構成(3章37論文)し、新装・新訂のうえ表題を『機能水実用ハンドブック』とした。
目次
第1章 機能水の構造とメカニズム(高温・高圧下における水の構造と物性―分子モデル・分極モデル導入の必要性;水の平均的構造と動的構造―分子動力学シミュレーションからみた水の液体構造;交流電場を利用した新しい水溶液分析 ほか)
第2章 機能水の作用・効果(弱酸性電解水のサニテーション効果;酸性電解水と超音波処理水の特性と比較;酸化水の殺菌作用とアルカリ性還元水の洗浄作用 ほか)
第3章 機能水の展望(農業における電気分解水を用いた病虫害防除;電解水の青枯病菌に対する殺菌効果;各種処理水の植物生育効果 ほか)