内容説明
「ひとたび着工された大型ダムが完成されなかったことはない」なぜ、そうなるのか。ビジネスや日常生活に潜む、判断と意思決定のトラップを解明する。
目次
第1部 知覚、記憶、コンテクスト
第2部 質問のしかたで回答は変わる
第3部 意思決定のモデル
第4部 ヒューリスティックとバイアス
第5部 判断と意思決定の社会的側面
第6部 よくある落とし穴
終わりに―一歩下がって
著者等紹介
プラウス,スコット[プラウス,スコット][Plous,Scott]
米ウェスリアン大学心理学部教授。ミネソタ大学を最優等で卒業し、スタンフォード大学で心理学博士号を取得。その後、同大学で二年間の政治心理学研究に従事。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校では二年間客員教授を務めた。マッカーサー財団より国際平和協力研究奨学金を授与されたほか、集団間の関係に関する研究でゴードン・オルポート賞、国際応用心理学会の若手研究員賞、スラッサー平和エッセイ賞などを受賞。判断と意思決定、社会心理学、統計、リサーチ法を教えるかたわら、専門誌で論文を多数発表している
浦谷計子[ウラタニカズコ]
立教大学文学部英米文学科卒業。外資系企業で秘書・翻訳業務に従事した後、フリー・ランス翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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