内容説明
特撮番組やアニメなど身近な空想科学の世界は、科学的に極めて自由な発想で描かれてきた。だが、考えてみるとその歴史観も驚くほど自由闊達である。そこでは、地球は個人が作ったものであり、聖徳太子は巨大ロボットを建造しており、人類は40年前に滅んでいた!驚愕の新事実満載の本書は、現実の歴史と重ね合わせながら、空想科学の世界が“創造”してきた数々の歴史、すなわち空想歴史を過去から未来までダイナミックに俯瞰する。人間が実際に歩んできた軌跡と、豊かな想像力のぶつかり合いが、ここにある。
目次
第1部 過去編(地球誕生―46億年前、地球はアース様という個人の手で創られた!;超古代の文明―魚類さえいなかった時代に、超文明が成立していた!;大恐竜時代―繁栄したといわれる恐竜。実は哀れな弱者だった! ほか)
第2部 現在編(核の時代と怪獣―核実験の影響で、怪獣・怪人が5年連続出現した!;シビリアンコントロールの崩壊―60年代の日本は、核武装した軍事大国になっていた!;危機を呼ぶ冷戦構造―1962年、人類は第三次世界大戦で滅亡していた! ほか)
第3部 未来編(新世紀の景観―鉄腕アトムの原型となる少年は、すでに生まれている!;大惨事世界大戦―アトムから5年後、日米は開戦し、世界を戦禍が襲う!;ロボット時代の黄昏―日本の人間型ロボット開発熱は、急速に冷めていく! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
24
点々バラバラに構想されたSF、特撮、ヒーロー物。それを無理やりにひとつの歴史の流れに位置づけるという、著者の苦心と読者の爆笑の一冊。ラストがねぇ、笑っちゃいますよね。本書で感心してしまうのは、随所に書き込まれたイラスト。どうしてこんなものが描けたのか。本文以上に笑いました。そうかそうか、人類って全然懲りない生き物なんだなぁ。2014/02/24
H・TAKAHSHI
2
空想歴史という単位があったとしたら絶対に選択しないことを進める。と本書に書かれていた。まったくその通りだと私は思います。空想歴史の世界では地球創世から覚えなくてはならないのです。さらに現在を超え未来まで覚えなければならずもはや笑うしかありません。さらに日本が沈没したと思えば浮上しまた沈没する。日本の怪獣密度がハンパない。地球ピンチになりすぎ。といった面白すぎる事件が多発しています。一度読んで見る価値は十分にあります。
かずんち
2
何か妙に納得した。 時代毎に未来に対するイメージって、あるよね。2012/04/29
イミナイゴ
1
空想歴史の全ての出来事を一つにまとめたらどうなるか。無茶な設定だが、全ての物語が不思議と一つの線を作っていく。勿論容赦なく出来事に突っ込んでいく文体と、笑いを何倍にも拡大する味のあるイラストも健在(このシリーズ中イラストが面白さに買ってる割合トップだと思う)。分量もたっぷりで読みごたえがあった。2014/06/21
キノ@三毛猫ホームズ
1
柳田理科雄さんとこのシリーズが大好きなので全編読破中。




