帰ってきた星の王子さま

帰ってきた星の王子さま

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784889916492
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

珠玉の名作『星の王子さま』の続き?サン=テグジュペリ没後53年、ついに彼の呼びかけにこたえる作家が誕生!!作品全体が、いまは天国のサン=テグジュペリへのファンレターです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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18
『星の王子さま』のその後。著者は「ある種の勇気と無鉄砲さが必要だった」とのべています。カナダ国内では、たいへん好意的に受けとめられている作品。天国に召されたサン=テグジュペリへの熱烈なファンレターともとれる手紙形式。翻訳者も余計な注釈は差し控えましょう。と断りを入れひとりひとりの判断を待つとのこと。私自身は著者に好感持てたのでじゅうぶんに楽しみました。2022/07/30

シャンピニオン

3
面白かった。批判するのは簡単だが、まずはこの挑戦を称賛。星めぐりでは、誰もが内面に持っている心の問題ではなく、今の社会に対しての批判的な面が描かれている。 大人になった王子様が 大人のために書いているのかもしれないが、王子様や話し手の成長はここにはない。イラストは賛否あるのでは。これを読んで自分も書いてみようと思う人が出てきそう。自分なりの続編を書いてみたくなりますね。2024/03/10

のんちゃん’

3
★★☆星の王子さまが大好きです。だからおもしろい試みだなーって気持ち半分、ガッカリしたくないなと思う気持ち半分。まぁ読んでみるとそれなりに”星の王子さま”ではある。続編という形だけどオマージュみたいな感じに思えた。作者からサンテグジュペリへの長い長い手紙。悪くはないけど、本家が豆腐ならこちらはスポンジ。やはり心を動かす何かが足りない。そういえばヒツジが元気にしてたようで嬉しかった。2010/09/19

Melotte 22

2
ジャン=ピエール・ダヴィッドさま。先日、星の写真を撮りに行ったとき、不思議な子供に会いました。月明かりに照らされて、金色に輝く髪のその子は、にこにこしながら僕に近づいてきます。僕はその子に写真を見せてあげたのです。「ほら、星がきれいに撮れてるでしょ?」しかし、僕の写真が気に入らなかったのか、その子は、だまったまま空に浮かんだ、ちいさな星を見つめ続けていました。しばらくすると、その子の姿は見えなくなりました。僕が心配していると声が聞こえたのです。『ミャー』僕が出会ったのは、王子さまにそっくりな子猫でした。2016/03/04

L&

2
「…そしたらどうぞ、お願いします。こんなさびしい思いをしてるぼくを放っておかず、すぐに一筆お知らせください、王子さまが帰ってきた、と……」という『星の王子さま』語り手からの呼び掛けに、半世紀後に応える作家がありました。名作の続編を書くという勇気を、カナダ国民と同じように自分も好意的に感じました。サン=テグジュペリが王子さまにあげたヒツジと箱を、王子さまがしっかり持っていて思わず微笑んでしまう。もう一度王子さまを登場させてくれる人がいたってだけで嬉しくなるのは、星の王子さまの魅力ゆえですね2015/02/16

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