出版社内容情報
工業化社会では長所とされてきた、暗黙知を前提とする日本型経営の特徴が、21世紀の知識経済社会では逆に組織の自己革新を図る上で足枷になり、多くの日本企業は知識経済化への対応が遅れ気味なのが実状である。本書では、日本企業が自己革新を図り、知識経済に適応していくためのキーワードを"ナレッジ経営"と捉え、内外の豊富なケーススタディをもとに「ナレッジ経営に不可欠な5つのプログラム」「ナレッジ経営を支える2つのインフラ」「ナレッジ経営にむけた診断手法」など、日本企業がナレッジ経営を実践するための具体策を提示している。
内容説明
日本企業復活のためのチャレンジ課題。
目次
第1章 知識経済に適応できない日本企業
第2章 先進事例にみるナレッジ経営と組織の自己革新
第3章 日本企業復活のキーワード「ナレッジ経営」
第4章 ナレッジ経営で自己革新に挑むわが国企業の崩芽事例
第5章 ナレッジ経営を支える五つのプログラム
第6章 ナレッジ経営に不可欠な二つのインフラ
第7章 ナレッジマーケット作りのための診断手法
第8章 ナレッジ経営の実現に向けての諸方策
著者等紹介
山崎秀夫[ヤマザキヒデオ]
1949年生まれ。72年東京大学経済学部卒業。86年野村総合研究所入社。現在、経営情報コンサルティング部上席コンサルタント。ナレッジ経営グループのチーフコンサルタントとして活躍中。専門は情報戦略論、情報組織論、情報共有論、地域情報化論、情報システム診断、ワンツーワン・マーケティング等。著書に『情報世紀を演出する超並列コンピュータ』『経営を可視化するナレッジマネジメント』(ともに共著)。日本ナレッジマネジメント学会第一理論部会員
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