内容説明
落語で古代の声を聴いてみませんか?おもしろ『古事記』入門。
目次
1 日本の始まりの巻
2 大国主神の巻
3 国譲りの巻
4 天孫降臨の巻
5 海幸彦・山幸彦の巻
6 神武天皇の巻
桂文我が本居宣長記念館名誉館長・吉田悦之氏に訊く
桂文我が相愛大学人文学部教授・千葉真也氏・山本幸男氏に訊く
著者等紹介
桂文我[カツラブンガ]
四代目。昭和35年8月15日、三重県松阪市出身。昭和54年3月、桂枝雀に入門。桂雀司を名乗る。平成7年2月、四代目桂文我を襲名。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も各地で開催。平成25年4月より相愛大学客員教授。「上方落語論」を講義。国立演芸場花形演芸会大賞、大阪市咲くやこの花賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、ほか各賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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reo
9
この本を読むにあたり、知っておきたいことがある。前半が四代目文我師匠の「古事記」の口演の書き写し。落語としての擽りやギャグ満載で中々に楽しい😃落語会に行き、あの小難しい神々の名前を咬まずにシュッと言えるかどうかの確認😁後半は本居宣長記念館館長吉田悦之先生や相愛大学教授千葉真也先生、同山本幸男先生との対談となっている。そこでこの本は是非とも後半の対談から読んで欲しい。「古事記」と「日本書紀」との編纂目的の違いや内容の信憑性の度合いなど師匠を交え興味深く語ってくれる☺️少しだけ賢くなった気がする本です✌️2021/02/03