感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
1977年初版の児童書となると、どうしても「文体が古い」という感じは否めない。現代の日常生活からやや乖離してる文体だ。42年の年月はそこまで児童文学の文体が確実に変わってきてるのを読んでると実感する。42年前の文体は、今日の感覚からすると、「妙に上品すぎる」というか。そしてこの古い訳の版は、絶版となっている。2019/05/07
えすてい
3
1977年初版と、今から思えば「随分と古い」本である。当時どれだけ話題となりヒットしたのかは何も知らない。版元自体が無名の出版社だからだろうか、きっと図書館や学校では入れられたものの、人知れずひっそりとした存在だったのかもしれない。愛知県図書館の書庫にひっそりと所蔵されていた。ちょっと、刊行された時代が「早すぎた」のかもしれない、とも思う。2019/04/24
のん@絵本童話専門
0
『海辺の宝もの』として再刊されたが、この古いバージョンの方がやや読みやすいように感じる。中学年〜2024/06/21