遊ぶ!レジャー林業―都市(まち)からみえる森林(やま)がある

遊ぶ!レジャー林業―都市(まち)からみえる森林(やま)がある

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784889651355
  • NDC分類 650
  • Cコード C0061

出版社内容情報

東京・西多摩の荒れた人工林で、新しい森林とのかかわり方を切り拓いた著者(高校教師)が、これまでの足跡と蓄積されたノウハウ、今後の展望をまとめた書き下ろし!

朝の連絡 1周遅れのトップランナー

1時間目 「レジャー林業」ってなんだ?
山仕事を続けている「グループ浜仲間の会/「育林」作業を楽しんでいます/この面白さはやってみないとわからない/月に1回山に入らないと落ち着かない/どんな人達が参加してくるのか/「浜仲間の会」のそもそも話/1987年6月、初めて山に入る/山仕事で遊ぶ「レジャー林業」だ!/当初のメンバーはたった5人/年会費3000円は大赤字、代表は置かない/プロの指導者には教わったことがない/荒れている山を選ぶ/プロにはなれないという見極めが大切/ケガは自分の責任、道具も自前が原則/「遊びで何ができる」と言われて…/遊びだからまじめにやる/わざとケガをしてもらう/山仕事を通して自分を発見する
 
2時間目 山仕事をやってみよう
「マニュアル」を信じてはいけません/暑くても長袖長ズボンが基本/まわりの人の安全を考えよう/主催者側が準備することと一般的な作業スケジュール/作業地を整理する「地拵え」/「植林」は1本1本丁寧に/暑い中の「下刈り」はハードな作業/節のない木をつくる「枝打ち」/木を間引いて真直ぐ太くする「間伐」/「雪起こし」で木を元気にしよう//都市のリズムで手を抜かずに/体験イベントは20名以内が理想/「ますらをの林業からたをおめへ」/「林業」がテーマで人が集まるか/都市住民が聞きたがっていること/シンポジウムではこんなことに注意しよう/「林業家」という言葉の曖昧さ/居酒屋の雑談から神戸に材木を贈る話に/小さな試みが大きな輪につながっていく

5時間目 「林業」を学ぼう
「林業」は奥が深く、多様性がある/地域・場所の違いが大前提/枝打ちは当たり前の作業じゃない/植栽本数にも林業地の個性が出る/作業道具のいろいろ/鎌の角度で使い方も変わる/伐り出した丸太はどう流れていくのか/「芯持ち材」と「芯去り材」/値段のつけ方―無節は高い/柱材は3・5角が一般的/丸太の売買は1立方メートル単位/木を使いこなすには知恵がいる/材価が低迷し人手も不足/複層林施業の難しさ/長伐期は手抜きにならないか/林業賃金の安さ/東京の「林業」が成り立てば…

6時間目 「レジャー林業」のこれから
林業で教育? 林業を教育?/LD児の間伐イベントから/「林業を教育」することはできないが…/やみくもに組織を大きくしない/お金はかからない、あるがままの山に分け入る/人間関係

目次

朝の連絡 1周遅れのトップランナー
1時間目 「レジャー林業」ってなんだ?
2時間目 山仕事をやってみよう
3時間目 どうやって運営するか
4時間目 イベントを開こう
5時間目 「林業」を学ぼう
6時間目 「レジャー林業」のこれから
クラブ活動 Q&A

著者等紹介

羽鳥孝明[ハトリタカアキ]
1954年東京都生まれ。埼玉県内の高等学校で教員をつとめるかたわら、1987年に「浜仲間の会」を立ち上げ、「レジャー林業」を実践中。最近は、山の親父(長い間林業に従事してきた名も無き人々のこと)を訪ね、山仕事についての聞き取り・記録作業に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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