出版社内容情報
樹木の直径と高さから材積を求めた早見表。地域別、樹種別、人工林・天然林別に整理されています。材積算出の集大成版として広く愛用されています。11刷。
富山、岐阜、愛知地方
材積式
スギ(人工林)
ヒノキ(人工林)
サワラ、ヒバ(天然生林)
アカマツ、クロマツ
<東海地方-愛知、岐阜県南部の東濃、西濃地方>
カラマツ
広葉樹
モミ、ウラジロモミ、シラベ、トウヒその他針葉樹
ツガ、コメツガ、ネズコ
近畿<三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山>中国<鳥取、島根、岡山、広島、山口>、石川、福井地方
材積式
スギ(山陽-人工林、天然林、山陰-人工林)
スギ(山陰-天然林)
ヒノキ
アカマツ(山陽)、クロマツ(山陽)
アカマツ(山陰)、クロマツ(山陰)
<ツガ、コメツガ、トガサワラ、トウヒネズコ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、仏国海岸松、ヒバ、カヤ、カラマツ、シラベ、ハイマ>
コウヤマキ、サワラ
モミ
広葉樹1型・サワグルミ群<サワグルミ、オニグルミ、ホオノキ、カツラ、クヌギ、アベマキ、センノキ、シオジ、ミズキ、キハダ、トネリコ、アサダ、ヤチダモ、ニレ、キリ、ドロノキ>
広葉樹2型・ブナ群<Ⅰ型以外のすべての樹種>
四国地方
材積式
スギ(人工林)
スギ(天然生林)
付録
主要樹種立木材積調製要綱
立木材積表は周知のように、森林の材積測定手段として欠くことのできないものであり、その精度は直ちに森林の売買価格を左右するだけに、材積表の採用には慎重を要するところである。林野庁は、昭和30年に従来各営林局がそれぞれの立場から調製し使用していた材積表に検討を加えた結果、一部を除き、大部分について新たに材積表を調製する必要のあることを認めたので、主要樹種立木材積表調製要綱を定め、これに基づいて林業試験場および各営林(支)局が調製に従事し、この程完了したところである。すでに民有林むけの材積表としては、「メートル法立木材積表、東日本編、西日本編」(林野庁計画課編、日本林業調査会刊)が出ているが、これは上記の材積表調製事業が完了していない時期に、暫定版として出版したものであり、今回の材積表が民有林材積表の集大成版である。森林資源のより正確な把握のため、公的機関はもとより、民間においても広く活用されることを望む次第である。
昭和45年2月20日
林野庁計画課長 大 矢 寿
山にかかわる方に長く愛用されているロングセラーです。