目次
第1章 エリザベス女王の死
第2章 軍服装のリリベット
第3章 プリンセスの恋
第4章 新女王のための普通切手
第5章 戴冠式ドキュメント
第6章 大英帝国の盟主として
第7章 世界一有名な切手の誕生
第8章 女王の悩み事
第9章 エリザベス女王と日本
著者等紹介
山田廉一[ヤマダレンイチ]
理学博士。切手収集歴48年。日本普通切手、特に明治中期に使われた小判切手、および明治時代の消印を収集。2001年から1年間、米国カリフォルニアに在住した際にハワイ切手の収集を開始。2018年から2年半、英国ケンブリッジ在住中にイギリス切手、特にジョージ5世の時代の普通切手の収集を始める。公益財団法人日本郵趣協会理事長/切手の博物館鑑定士/世界郵趣連盟(FIP)切手展審査員/アジア郵趣連盟(FIAP)切手展審査員。主な展覧会受賞歴:JAPEX1998「UPU小判」大金銀賞+郵政大臣賞等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュンジュン
11
近代的な制度は大体イギリスから。郵便切手もイギリスが最初。他にどこにもないので、イギリス切手には国名がない。それも現在に至るも。代わりに時の君主の肖像画(記念切手にはシルエット)が描かれる。なんかカッコイイ。ということは、在位最長70年を誇るエリザベス女王は、世界で最も切手に描かれた(=愛された)人物という事になる。面白い試みだ。切手でエリザベス女王96年の生涯を辿り、ヴィクトリア女王から始まる切手の歴史を巡る。2023/12/13
kaz
2
単に切手だけではなく、エリザベス女王の軌跡や王室の出来事も丁寧に紹介。エリザベス女王がいかに国民から愛されていたか、よくわかる。図書館の内容紹介は『エリザベス女王の70年に渡る在位期間中に発行された全てのイギリス切手には、エリザベス女王の肖像かシルエットが描かれている。切手を通し、エリザベス女王の生涯、96年の軌跡を垣間見る』。2023/12/06