内容説明
歴史を郵趣的視点から読み解く、“文章”を主体とした新レーベル「郵便×歴史シリーズ」が誕生しました!その第1号として、日中国交正常化50年を記念して刊行されるのが、本書「現代日中関係史」第1部です。主に戦後から1972年の日中国交正常化直前までの日中関係を中心に、それに付随する諸外国の思惑や情勢を、切手や資料写真などとともに、郵便学者・内藤陽介さんが紐解いていきます。
目次
第1章 “中国”はいかにして戦勝国になったか
第2章 国共内戦と占領日本
第3章 新中国の軍民二元論
第4章 以民促官と梅蘭芳
第5章 タブーだった五星紅旗
第6章 “二つの中国”政策とその挫折
第7章 ヴェトナム・文革・沖縄
第8章 さらば国連、莊敬自強
著者等紹介
内藤陽介[ナイトウヨウスケ]
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。ノンフィクション作家。日本文藝家協会会員。文化放送「おはよう寺ちゃん」レギュラーコメンテーター。国際郵趣連盟およびアジア郵趣連盟審査員。「東京五輪の郵便学」で、第16回河上肇賞受賞。切手等の郵便資料から国家や地域の在り方を読み解く「郵便学」を提唱し、研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。