内容説明
一般に自動制御システムといえば、その中枢部である制御演算機能に目が集まりがちであるが、それと同様にセンサーや操作端もシステム上の重要性を持つ。したがって本書では、自動制御システムを構成するそれらの各要素のうち、現時点で幅広く採用されているものに重点をおいて記述した。ただし、フィールドバスのように今後重要になると思われる技術動向については、メンテナンスのありかたに影響を与えるので、あえて記述することとした。また、製造プラント運転上重要な、安全確保のためのセーフガーディングシステムにも言及した。
目次
1章 自動制御システムの変遷
2章 センサー・発信器
3章 分散型制御システム(DCS)
4章 フィールドバスとメンテナンス
5章 セーフガーディングシステム
6章 現場型調節計
7章 自動調節弁
8章 自動制御システムの保全管理