出版社内容情報
電気工事の安全衛生管理についての具体的な取組みから総括的な体制づくりまで、現場実務に即して詳細に解説。初級電設技術者にも理解しやすい、電気工事現場作業の流れに沿った、実用性の高い実務書です。
産業界をはじめ各実施主体の労働災害防止に向けた継続的な取組により、労働災害発生件数は減少傾向にあります。しかし近年の電気設備工事業界では作業員の高齢化、若年者の入職率低迷などにより作業員不足が慢性化することで工程遅延、労働災害の発生が危惧される状況にあります。本書は職場で働く一人ひとりの安全意識の徹底を主旨としたもので,電気工事の安全衛生管理についての具体的な取組みから総括的な体制づくりまで,現場実務に即して詳細に解説しました。
日本電設工業協会技術・安全委員会安全・防災専門委員会[ニホンデンセツコウギョウキョウカイギジュ]
目次
1 労働災害防止の取組み(安全管理に対する電気設備工事業としての取組み方;電気設備工事業の課題 ほか)
2 現場の災害防止(専門工事会社としての事業者責任;感電による災害防止 ほか)
3 災害発生時の対応(災害発生時の緊急対応;救急処置 ほか)
4 労務管理(社会保険制度;健康診断 ほか)
5 法規、手続き、届出書類、資格等(管理体制と総括管理者の役割;電気取扱いの法的制約 ほか)