内容説明
運命的な広島の被爆から既に56年!常に真摯に生きた著者が贈る感動の書。いつ訪れるかしれない「死」への恐怖と闘い、多くの同期を見送ってきた、忘れたつもりでも、常に身について回ったであろう「不安」に背を向けずに対峙してきた著者の内面が描かれている。
目次
はるかな国から
旅
公園散歩
ともだち
家族
昭和と広島
思い出
著者等紹介
徳光彩子[トクミツサイコ]
1929年広島市に生まれる。日本随筆家協会会員。1998年『月夜のできごと』で第37回「日本随筆家協会賞」を受賞。著書に短編集『消えた街』(東銀座出版社)、随筆集『月夜のできごと』(日本随筆家協会)がある
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