目次
第1章 北海道の戦争遺跡
第2章 東京湾要塞
第3章 豊川海軍工廠 軍人像
第4章 舞鶴要塞
第5章 大阪真田山陸軍墓地 由良要塞
第6章 広島地域の戦争遺跡
第7章 高知の掩体壕群 豊予要塞
第8章 下関要塞
第9章 佐世保要塞 対馬要塞
第10章 奄美大島要塞
第11章 沖縄の戦争遺跡
著者等紹介
三枝妙子[ミエダタエコ]
1961年12月3日大阪市に生まれる。1995年頃より風景写真を撮り始める。2012年~2018年JRP大阪支部展において戦争遺跡の写真展示を行う。支援学校に勤務。日本リアリズム写真集団所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
2
砲台跡がそれなりに残っていることは知らなくはなかったが、日本国内に戦時中のトーチカまで残っているとは想像だにしなかった。少し暗い気分になるのは、写真がモノトーンであることだけではなく、写真家の思いも伝わってくるからだろう。函館要塞の印象も、ブラタモリで観たときのものと大きく異なり、かなり重いものだった。愛知の軍人像(無言の帰還)は、インパクトが強い。 2019/10/31
teitowoaruku
0
写真だけでなく、写真に付いた著者のコメントもいろいろ勉強になった。ハウステンボスが旧海軍用地だったと初めて知った。無窮洞というところには行ってみたいと思った。コメントはもう少しニュートラルにしたほうがいいかもと思ったが、本の目的が戦争反対だから別にいいのかもしれない。しかし戦力を保持しなければ悲惨な歴史を繰り返さないのか、それは誰にも分からない。2023/11/05