目次
第1章 ともに路上生活者支援から始まって(ボランティアで夜回りをして;アルミ缶集めは時給100円から;「あなたはもう死んでいます」;日雇い労働は究極の不安定雇用;大都会のど真ん中に広がる不健康状態 ほか)
第2章 質問に答えながら考える(社会を変える視点と仲間の存在;理解者を増やし見せる工夫を;当事者が語るのが一番だが;日常的に議論をしていくために;貧困でない人もある意味で当事者 ほか)
著者等紹介
生田武志[イクタタケシ]
1964年生まれ。同志社大学在学中から釜ヶ崎の日雇労働者・野宿者支援活動に関わる。2000年、「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人賞評論部門優秀賞。2001年から各地の小、中、高校などで「野宿問題の授業」を行う。野宿者ネットワーク代表。一般社団法人「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」代表理事。「フリーターズフリー」発行人
稲葉剛[イナバツヨシ]
1969年生まれ。東京大学在学中から平和運動、外国人労働者支援活動に関わり、1994年より東京・新宿を中心に路上生活者支援活動に取り組む。2001年、湯浅誠とともに自立生活サポートセンター・もやいを設立。2014年まで理事長を務める。一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事。立教大学大学院21世紀デザイン研究科特任准教授、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人、生活保護問題対策全国会議幹事、「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」理事など
芦田麗子[アシダレイコ]
1973年生まれ。龍谷大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。神戸親和女子大学講師。社会福祉士。大阪のDV被害者サポートグループCOSMOで、立ち上げから解散までの12年間、ボランティアスタッフとして暴力被害を受けた女性や子どもの支援に関わる。一般社団法人シンママ大阪応援団理事として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。