内容説明
「先生、戦争はアカン！平和がいいに決まっている」―この結論をくり返し言えても行動に移せない高校生の意識を、活性化し、深め、主権者意識に発展させる学習が「１８歳選挙権」の実施を目前に控えた今、強く求められている。学びたい気持ちに応える豊かな実践とそれを支える専門知識で、より進化した平和のための憲法授業を提案する！
目次
第１部 高校の憲法授業の実際とこれから（実際の憲法授業；学校行事で憲法を学ぶ；これからの憲法授業）
第２部 より深く憲法を学ぼう（日本国憲法の特徴を知ろう！；日本国憲法の議会制民主主義を知ろう！；憲法改正を知ろう！；自民党「日本国憲法改正草案」の問題点を知ろう！）
第３部 キーワードから日本国憲法を学ぶ（集団的安全保障；日米安保条約；統治行為論 ほか）
著者等紹介
稲次寛［イナツキユタカ］
１９５９年生まれ。兵庫県小野市出身。高知大学教育学部卒業。兵庫県立北条高校教諭。「現代社会」「世界史」「政治・経済」「倫理」を担当する。歴史教育者協議会全国委員（兵庫）。「憲法と現代の社会」代表世話人。「北はりま教育９条の会」事務局長。兵庫県高等学校教職員組合副委員長
上脇博之［カミワキヒロシ］
１９５８年生まれ。鹿児島県姶良郡隼人町（現「霧島市隼人町」）出身。加治木高校、関西大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得。博士（法学。神戸大学）。神戸学院大学法学部教授。憲法学。政党、政治資金、選挙制度などの憲法問題が専門。政治資金オンブズマン共同代表、「憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会」（兵庫県憲法会議）幹事など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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