自民改憲案VS日本国憲法―緊迫!9条と96条の危機

個数:

自民改憲案VS日本国憲法―緊迫!9条と96条の危機

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784889008852
  • NDC分類 323.149
  • Cコード C0031

内容説明

自衛隊を肯定する「専守防衛」論者でさえ、その多くが今の9条改憲に反対している中、自民党は「日本国憲法改正草案」を提案した。それは日本を再び戦争をする国に変えようとするが、問題はそれだけにとどまらない。平和的生存権は否定され基本的人権の保障も変質する。天皇が「元首」となり国民主権は相対的に後退。憲法は国家権力を拘束するものから、国民を拘束するものへと変わり、国民の多様な生き方を保障するものから、それを実質的に否定するものへと変貌していく。これは「憲法改正の限界」を超える憲法改悪だ。

目次

第1章 日本国憲法はどんな憲法か(「固有の意味での憲法」と「近代的意味での憲法」;国家に対する不信と憲法規範 ほか)
第2章 何のために9条を変えようとするのか(「専守防衛」のための9条改憲ではない;アメリカの戦争に本格的に加担・支援するため ほか)
第3章 ここがおかしい自民党「日本国憲法改正草案」!(前文の全面改訂で戦争責任を否定;自衛隊から国防軍へ ほか)
第4章 問題だらけの憲法改正手続(憲法改正手法と衆参憲法審査会の設置;18もの附帯決議がある欠陥法 ほか)

著者等紹介

上脇博之[カミワキヒロシ]
1958年7月生まれ、鹿児島県姶良郡隼人町(現「霧島市隼人町」)出身。鹿児島県立加治木高等学校卒業。現職、神戸学院大学大学院実務法学研究科(法科大学院)教授。専門は憲法学、政党に関する憲法問題、国民代表制論、政治資金問題など。1984年3月関西大学法学部卒業。1988年3月神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。1991年3月神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。1991年4月~1993年3月日本学術振興会特別研究員(PD)。1994年4月~2004年3月北九州大学(現「北九州私立大学」)法学部・専任講師・助教授・教授。2004年4月~現職。博士(法学)2000年2月神戸大学。政治資金オンブズマン共同代表。株主オンブズマン共同代表。憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会(兵庫県憲法会議)事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takao

5
2013年5月10日発行(2013年5月20日、第2刷)。第2次安倍政権が成立し、96条改憲論が声高に叫ばれた時期の発行のせいか、著者の筆はやや走り過ぎとも言え、著者の危機感・熱意が伝わってきた。改憲手続き法については国会で強行された2007年当時それなりに勉強したつもりだったが、本書第4章「問題だらけの憲法改正手続」で、与党案以外の96条改憲案(読売や維新など)も知ることができた。重要語句がゴシックになっているのは逆に読みにくかったことと、やや誤植が多かったことは直接出版社に感想を送ろうと思っている。2017/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6686622
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品