内容説明
上司の職権で叩きつぶされたナカマの和。あの日から約40年、出る所に出て勝つには勝ったが、痛恨と屈辱の想い…はっと気付くともう定年、当時を知る人は、消えた。著者ゴジラは一念発起、何としても君に知ってほしい、小さなオフィスのビッグストリーをパソコンに打ち込む。やさしい資料つき。
目次
青雲―少年時代から
証言―大阪地方労働委員会の証人台から
処分―機関紙『鉄筆の仲間たち』創刊のころ
執行部は20歳代前半―上司に反抗的だから
分裂前夜―チューインガムを噛みながら
意外な提案―ねんちゃんを当局ネーチャンと聞きちがえ
財政疑惑&分裂―当局と労組の上層幹部たち
黒幕―山本浅太郎「追悼録」を読む
背景―安保、三池、病院ストのころ
傷跡―分裂が労働組合にもたらしたもの
命令―苦難の末に
遠雷―理事長が謝った
年表
全面解決の協定資料
著者等紹介
橋本巌[ハシモトイワオ]
1941年3月2日生まれ。1959年社会保険診療報酬支払基金に勤務。現在、全基労中央副執行委員長、中央執行委員長を経て特別中央執行委員
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