内容説明
「分断して統治せよ」は、私たち労働者・市民を分裂させて支配を容易にする戦略で、権力者が意図的に用いてきた手法です。時の権力者がSNSを「分断のツール」として支配のために利用するなら、私たち労働者・市民は「連帯と共感のツール」としてその支配打破のために戦略的に活用することが大切です。
目次
Q1 社会運動にSNSの活用は必要?
Q2 SNS全体の利用状況は?
Q3 SNSの各ツールの利用状況や特徴は?
Q4 ラインは社会運動にどう活用するの?
Q5 ユーチューブとティックトックの利用状況とすぐできることは?
Q6 フェイスブックの利用状況と活用法は?
Q7 エックス(旧ツイッター)の利用状況と基本的な活用法は?
Q8 エックスアカウントの作成直後の運用ポイントは?
Q9 従来の機関紙や宣伝ビラとエックスの違いは?
Q10 フェイクニュースをリポスト(拡散)しそうで怖い!?
Q11 「炎上」が怖くてエックスに投稿できない
Q12 組織的な確認がないとポストできない?
Q13 バズるポストのコツは?
Q14 SNSは「フィルターバブル」「エコーチェンバー」で意味がない?
Q15 エックスデモ(旧ツイッターデモ)でトレンド入りする方法は?
Q16 エックスでポストする有効な時間帯は?
Q17 エックスでどうポストすればいい?
Q18 ショート動画はなぜ大切?
Q19 SNS活用の担い手づくりは?
〈座談会〉SNS活用のススメ
著者等紹介
井上伸[イノウエシン]
日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)本部書記。新日本出版社雑誌『経済』編集者、東京大学教職員組合中央執行委員、国公労連中央執行委員などをへて、現在、国公労連本部書記、労働総研研究員、日本機関紙協会常任理事、『学習の友』編集委員、コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン認定准コミュニティ・オーガナイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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