内容説明
オランダのハーグにフェルメールの絵を見に来た三人の男女に何が起きたのか?その後、姿をくらました女の行方を追って、新たな男が南仏プロヴァンス地方に探索の旅に出かける。真実と虚構が入り交じるミステリアスな物語に読者は驚愕し戸惑い続けるだろう。
著者等紹介
ベイリー,ジョン[ベイリー,ジョン][Bayley,John]
1925年、現パキスタンのラホールに生まれる。のちにパブリックスクールのイートン校からオックスフォード大学に進学。第二次世界大戦中に近衛歩兵第一連隊に配属となる。1955年、オックスフォード大学New Collegeのフェローになる。1956年、アイリス・マードックと結婚。1974‐1992年、オックスフォード大学St Catherine’s Collegeウォートン講座教授。1994年、ブッカー賞審査委員長を勤める。1999年、アイリス・マードック没。2000年、旧知のAudi Villersと再婚。『タイムズ文芸付録』や『ロンドン・レヴュー・オブ・ブックス』など一流紙誌の文芸欄で健筆を振るい、文芸批評家として著名
高津昌宏[タカツマサヒロ]
1958年、千葉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科前期課程修了、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。北里大学一般教育部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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