目次
第1章 レジオネラ症の知識(レジオネラ症とその知識;レジオネラ症感染源としての入浴施設;レジオネラ症の診断と治療の流れ ほか)
第2章 衛生管理の方法(リスク管理を知っておこう;レジオネラ症発生対策3原則;施設の衛生管理 ほか)
第3章 具体的事例(公衆浴場;旅館・ホテル;スポーツ施設 ほか)
著者等紹介
中臣昌広[ナカトミマサヒロ]
1958(昭和33)年、東京都生まれ。文京区文京保健所勤務。上智大学理工学部化学科で資源エネルギーの有効利用と環境浄化問題を学ぶ。卒業後、保健所・環境衛生監視員となる。仕事のかたわら、自主研究グループで水、ごみなど都市環境問題について考える。「雨水市民の会」に属し、2年に1回開催される雨水利用の国際会議に出席してきた。近年、管内のレジオネラ症患者発生事故をうけて、レジオネラ症発生防止対策に取り組む。2012(平成24)年の『第56回生活と環境全国大会』では「文京区における公衆浴場等シャワー水のレジオネラ症発生防止対策の成果」を発表し、最優秀賞を受賞した
倉文明[クラフミアキ]
国立感染症研究所細菌第一部主任研究官。1955(昭和30)年、京都府・伊根町に生まれる。国立感染症研究所勤務。京都大学大学院理学研究科放射線生物学講座で学んだ後、福井医科大学(現福井大学医学部)で教育・研究を開始する。理学博士。6年後に東京の国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)に移り、肺炎を起こす環境細菌レジオネラの研究をスタートする。基礎研究のほか、検査のための標準品の作製と分与・菌株の収集と型別・教育をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。