阿部謹也最初の授業・最後の授業―附・追悼の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784888889346
  • NDC分類 201
  • Cコード C3022

内容説明

歴史家・阿部謹也氏による若き日の最初の授業「歴史学」の講義ノート。そして最後の授業となった特別講義「自画像の社会史」。

目次

1 最初の授業 一九六五・小樽商科大学―歴史学(歴史学とはどういう学問か基礎的考察;歴史学とは何か;歴史的にものをみてゆく方法 ほか)
2 最後の授業 二〇〇六年・東京藝術大学―自画像の社会史
(西欧の自画像の歴史;フリーダ・カーロ;日本の自画像)
追悼の記録(弔辞―安丸良夫;弔辞―土肥恒之;弔辞―小島明日奈 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

62
錚々たるメンバーの追悼文がのっているが。浅羽通明による、一個人としての阿部謹也との交流を描いた、アジテーション的な追悼文が、アツくてまた、感慨深い。2021/12/08

袖崎いたる

4
読む順番を間違えた。ここは阿部歴史学の終端である。「最初の授業」に目を通したけれど、ぼくの目には(少なくとも現時点では)回想の焦点を絞る宛先に読めた。時期尚早。なのでこの本はある程度、阿部さんの道程を遍歴した後で辿り着くべきだったと感じた。追悼文では浅羽通明さんがよーく目立っていた。けれど彼の文章での阿部勤也さんはとても生き生きしていた。しかしこの人といい木田元さんや木村敏さんといい、他にもパッと浮かぶ健筆達者で威力ある思考を描いた人というものは、音楽への造詣に通じている人が多いなぁ。2015/05/18

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