評伝 長崎太郎

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784888883900
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3023

内容説明

芥川龍之介の一高時代の友人であり、戦前・戦中・戦後の激動期を教育者として生きた長崎太郎の一生を、近年見つかったさまざまな新資料を駆使して浮き彫りにする。芥川龍之介とその周辺の人びとを研究対象とし、近代日本の知識人の精神史を考え続ける著者が、芥川や菊池寛を考えるときに絶対に落とすことのできない重要人物の、剛直に生きた生涯を鮮烈に描き出す。

目次

第1章 故郷と生い立ち
第2章 一高の青春
第3章 菊池寛の退学事件
第4章 佐野文夫のその後
第5章 進路の変更
第6章 ニューヨーク時代
第7章 ヨーロッパ視察旅行
第8章 教育界への転身
第9章 激動の時代の中で
第10章 美術教育者として

著者等紹介

関口安義[セキグチヤスヨシ]
1935年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。都留文科大学、文教大学教授を経て、都留文科大学名誉教授。中国・河北大学、アメリカ・オレゴン大学、ニュージーランド・ワイカト大学などで客員教授を務める。専門は日本近代文学。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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