内容説明
本書は日本語の文章を本や印刷物にする場合にどのように組んだらよいか、その基本となるもっとも標準的なルールをヨコ組についてまとめたものです。全体を行の組方の部とページの組方の部に分けて、それぞれに必要な個々のルールを示してあり、簡単な印刷物から複雑な要素をもつ書籍にまで広く応用することができます。
目次
1 行の組方(行頭・行末のきまり;句読点・括弧類、記号類の組方;圏点(傍点)・傍線の組方 ほか)
2 ページの組方(本文の組方;前付の組方;後付の組方)
3 原稿指定の実際(本文(組方の基本形)の割付指定
見出しの組方指定
表組原稿の指定 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J.T.
3
ヨコ組の句読点のコンマとピリオドって自分は使ったことが無い。2016/08/31
戸塚こだま
0
覚書。また、プリセットの禁則処理では具合の悪い時「あれっ」と気が付くための原則集。2014/10/07
ニャンtel inside
0
機関紙作成時のレイアウトの参考にしようと読みました。しかし、レイアウト以前の大事なルールがたくさん載っていて、いかに今まで感覚で作ってきたかを思い知らされました。Wordを立ち上げたときの、無駄に広いなと思っていた余白は、ルールに沿った設定なんですね。日本語表記の基準は時折改定されるので、文化庁のHPで確認すると良いです。2022/08/20
fleur
0
図書館本。薄いけど、専門家ではないけど時々必要にかられる素人にとって必要最低限と思われる内容が網羅されていると思う。やや時代の遷り変わりに対応していない気もするが、手元に置いてパラパラめくりたいので購入検討。2022/07/03