内容説明
『セクシュアリテの歴史』第１巻『知への意志』を徹底的に読み、既存の権力論を根本からくつがえしたフーコーの権力関係論を明示する。フーコーの思想世界と現代社会の本質的読解のための入門書であり、基本テキストである。
目次
第１章 「抑圧されている」と語ることの意味を問う
第２章 ディスクールの働きと権力の機能
第３章 「真理」はつくられる―告白と科学の関係
第４章 セクシュアリテの装置
第５章 「生―権力」論
権力関係と国家理性・ポリス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王子
1
初学者には厳しすぎる。著者独特の言い回しが多く（日本語として成立していない？）、意味が取りにくかった。2017/07/11
SAHARA
0
前のフーコー日本訳者たちをボロクソに言っているだけあって、フーコーの「知への意志」の解説は読みやすいし分かりやすいが、最後の章はよくわからなかった。2021/05/20
