目次
私生活と政治―家族・女・子供
女性の記憶
１９世紀パリの主婦
「機械伝説」と女性
フランスにおけるフェミニズムの誕生
フランスにおける女性史研究の１５年
ある女の歴史・女たちの歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nranjen
4
ミシェル・ペローは確固たる礎をもった歴史の視点を研究に持っているすばらしい研究者だと思う。鋭い、かつ的確な問題提起や、ぶれのない論理の進め方など、本当に素晴らしいと読んでいた。残念なのは専門が19世紀だということ。ああ。こういう研究者が20世紀を扱ってくれていたら…。自身の今まで歩んできた道のりが述べられている最終章も面白かった。その中での気づきも。近年の学問の道のりとも共にあった研究者だと言えると思う。2019/05/03
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